八丁味噌のまるやの工場見学はどんな感じ?駐車場や近隣の観光地は?(PR)

年間行事

愛知というと赤味噌のイメージがあるのではないでしょうか?
その中でも八丁味噌はブランド名にもなっています。

八丁味噌は二社しかないのですが、その内の一社である「まるや」の工場見学に行ってきました。
この八丁味噌の二社は以前NHK連続ドラマ小説の純情きらりのロケ地としても使われていますので、ドラマを見た人も工場見学に行ってみると見学意外にドラマの使われたシーンも思い起こされるのではないでしょうか。

その時の工場見学の様子と駐車場や行き方等の気になる点を紹介します。

スポンサーリンク

八丁味噌のまるやの工場見学はどんな感じ?料金はいくら?

八丁味噌はまるやとカクキューで作られていますが、今回はまるやの工場見学に行ってきました。

この工場は両方とも愛知県の岡崎市にあります。
八丁味噌自体が岡崎城から八丁目の通りの味噌屋で作られているという事から広まったので両工場とも隣り合うような位置にあります。

八丁味噌はNHK連続ドラマの「純情きらり」にも登場していますが、両工場ともロケ地として利用されています。

また、カクキューは純情きらり放送前に工場体験に行っていますので、若干その時の記憶を踏まえた二つの比較も記述します。

※カクキュー派の人間が書いているという事をご理解の上読んで下さい。

金額と所要時間

金額に関しては、まるやもカクキュー無料です。
時間は説明のみで20~30分程です。
売店での購入や試食、質問もしてたので私の場合は1時間程かかってます。

なので、観光時間としては短時間で終わります。
岡崎あたりに寄った際にもうちょっとどこかないかなと思った時に最適です。

工場見学の受付

なぜか人気のない小屋みたいなところが受付で、他の人が様子を伺っている感じがありました。

余計なお世話かもしれませんが、通りかかった人が入りやすくした方がいいんじゃないかなと思いました。
でも、お金を落とすポイントは恐らくネット通販とスーパーへの卸しなのでいいのかもしれません。

中にいる人に声をかけると開始前アンケートを記入して、次の見学開始時間まで待機です。
(00分と30分のタイミングで工場見学が行われています。)
少し商品が置いてあるのと、歴史的な掲示がありますがちょっと手持ぶさたになります。

また、後述しますが目に付きにくい所に八丁味噌規格についての署名がありました。

※工場見学中の撮影は人が映らなければ良いと確認を取っています。

工場見学の内容

時間になると案内の人が来て、工場へ移動です。

味噌の違いの紹介


最初はパネルを見ながら味噌の作り方の紹介と、赤だし味噌と八丁味噌の違いの紹介です。
混同している人が多いらしいです。

八丁味噌:作った味噌をそのまま出荷
赤だしみそ:八丁味噌に米味噌を混ぜて出荷

説明でも言ってましたが、味噌汁にすると八丁味噌は渋みが強くなりやすいので、愛知でも大抵の人は赤だしみそを使っていると思います。

次の画像は、見学の時にお持ち帰りした赤だしみそと普段よく使っているカクキューの赤だしみそですがどちらも米味噌入っていますよね。

次のモノは八丁味噌です。

私は両方使ったことありますが、上手く作るとコクは八丁味噌だけのが強く美味しいですが、失敗すると渋くてつらくなります。。。
赤だしは味が作られているので、失敗しませんが八丁味噌と比べるとコクという面を求めるときには物足りなく感じます。

自分が作る際には価格的な面もありますが、甘みが欲しい時が多いので8割くらいは赤だしで作っています。

熟成中の味噌の紹介

次は良くテレビとかで紹介される樽で熟成中の味噌の紹介です。
ズラッと並んでいますが、2年とかで熟成する事考えると需要と共有的に足りるのだろうか・・・

海外輸出していても、カクキューもあるし赤味噌地域がそもそも低いので大丈夫なのかな。
ちなみに一つの樽で岡崎市の現在の市民1年分の消費量を賄えるとの事です。

※この問題は赤味噌家庭として結構切実です。

樽の紹介もしていて、長い間使い続けていて長い物は100年越えをしているとの事。
それが異常なのではなくて、それくらいは持つらしいです。
樽の扱いでも何世代も受け継がれているんだなと感じますね。

具体的な店舗は出ませんでしたが、大阪の職人さんが作っているらしいですがそちらの職人さん不足の問題があるとちらっといってました。
日本の伝統の守るという事は持ち上げられていますが、表に出てくる伝統を裏で支える職人さんもしっかり守れる社会にならないといけないなと感じた一言です。

海外展開の説明

HACHOMISOとして海外からの受注もあるとパネルを見ながら紹介していただけました。
健康食として人気があるとの事で、健康食という認識があるというのはこの説明で初めて知りました。

海外で味噌汁飲む文化ないよなぁと思っていたら、調味料としての利用が主との事です。
意外だったのが、ピザに付けたりするとの事でした。
美味しいのか、ピザトーストとかで試してみようかな、、、

樽の上の石の説明

熟成中の重しで樽の上に石を積んでいますが、どちらの味噌会社でも一つの石ではなくて何個も石を組み合わせて重しとしています。
この理由は熟成中に樽の蓋を押し上げたりして空いてしまう時があり、そういった際に一つの石だと傾いたままになってしまうが、複数の石ならば調整も行ない蓋を閉じた状態で熟成させる事が可能となる為です。

石を載せるのも職人技で、力が内向きになるように3種類の石を上手く考えて組みます。

試食兼売店巡り

最後に売店の所に行き、こんにゃくの味噌田楽を試食で貰い案内終了です。


田楽にかかっているのは次の画像のようなのです。
実際に商品を見せてもらいました。
こんにゃく以外にも豆腐やカツ、ご飯に野菜とちょこちょこ使えるので便利です。
※画像は私が持っているカクキューの製品です。

ちなみにカクキューは味噌汁の飲み比べです。
カクキューの北海道産の豆を使った最高級クラスの物ともう一つは安めの物で比較して高い方を買わせようと感じつつ実際に高い方が美味しいのでついつい買っていってしまいます。

最後の試食の流れでは味噌自体はカクキューのが買いたくなりますね。
反対にまるやは味噌だれは便利買いたくなりますけど、味噌の方は意欲がない人はそこまで買わないかもなぁ、、、と感じました。

そのまま売店での見学となるのですが、ここは入り口ではなくて工場の横に併設されています。
工場見学ではなく一般で買いに来た人は入りにくい場所になんでしっかりとした売店作られてるんだろうと思いました。
むしろ受付の所に作るべきでは。。。

この点はカクキューは入り口が売店なので立ち寄りの人も入りやすいと感じています。
半面こちらでは味噌自体の試食ができたので色々と食べてました。
八丁味噌の方が味噌自体で食べるとしょっぱさが無くて、調味料として使うなら八丁味噌のがいいかなと思いました。
確か10種類くらいありましたが、全部食べてたら途中から舌がおかしくなってきました(笑

また、八丁味噌パウダーがありましたが、これは八丁味噌の味というよりも焦がし味噌の味という感じでとても美味しかったです。
手軽に調味料として使いたいならこれを買うのが一番かなと思いました。

そういえば、八丁味噌を味噌汁にするときは出汁を取らないと駄目と言っていたのだけれど、普通赤だしみそって出汁とらないのかな。。。
私は常に出汁入れてたんだけど。。。

過去の事なので、結構忘れているかもしれませんがまるやの方が説明がしっかりしているように感じました。
カクキューは石や樽での熟成の所は力を入れていた覚えはあるのですが他はどうだったっけな。。。という感じです。

気が向いたらまたカクキューの方の説明に行ってみようかな。

最終的には次の写真の物をお持ち帰りしました。


八丁味噌、赤だしみそ、八丁味噌パウダーそれぞれ一種類づつです。

ちなみに赤だしみそは「岡崎城下家康公秋まつり」の際に味噌すくいですくう味噌との事で決めました。
店の人に聞いてもこれが一押しで、味噌すくいはお得と言っていましたので興味がありましたら訪れてみてはいかがでしょうか?
味噌すくい意外とすくえなくいつも足してもらえてます。
(下限を超えてない場合は足してもらえます)

私は毎年いっているのですが、これは裏番組で「岡崎ジャズストリート」をやっているのでそのついでに市民祭も見に行っているのが実情です。
=>岡崎城下家康公秋まつり
=>岡崎ジャズストリート

見学後の質問

質問タイムがあるわけではないですが、勝手に聞いてみました。

カクキュー派と言った上で「店の人から見てまるやとカクキューの違い」はあるのか聞いてみました。
見学時も怒られるかなと思ってましたが、今書いてても喧嘩売ってるようにしか見えませんね。。。

※私はカクキューやまるや及び味噌業界には何も関係してない一消費者です。

内心はともかく質問には普通に答えてくれました。
製法などには特に違いはないとの事です。

ただ、私をはじめ違いを感じる人もいるので味噌を熟成させる環境なので違いが出てくるとの事です。
また、まるやでも複数の場所で熟成させているのですが、熟練の人だと場所ごとでの味噌の違いが分かるらしいです。

違いがあるのなら、「場所ごとで違いを付けて商品化しているのか」と聞いてみましたがそれは特に考えず一緒にしているとの事です。

違いが分かる人がいるなら場所ごとに分けて何かできないのかなぁ。。。と素人考えで思いました。

また、赤だし味噌にする際に入れている米味噌ってどこのを使っているんだろうと帰ってから気になりました。
今度工場見学に行く機会があったら聞いてみよう。

帰り際

途中で外に休ませている樽を見て帰りました。
説明途中でも樽には製造の日が書いてあるとの事で探していましたが次の画像のように書いてあるのを確認できました。

再度受付に行きアンケートの残りを書きました。
そして、粗品を受け取って終了です。
ちなみに粗品は購入した商品です(笑

ただ、カクキューはアンケートいらないのに対してまるやはいるという違いは最初に感じました。
アンケートに住所とか売り込み臭がバンバンしてたのがちょっとなぁと思いました。
私は情報欲しかったのでDMを貰うようにしときましたが、元々赤味噌興味ない人って良い印象受けないんじゃないでしょうか?

半面カクキューは粗品はありません。
粗品はアンケートのお礼的な物なんでしょうかね。

八丁味噌の署名

最初の方でも書きましたが、八丁味噌の署名のファイルが置かれていました。
簡単に言うと、八丁味噌の定義が工場側と省庁側で揉めているので抗議の署名です。

工場見学とは別内容なので、この署名活動にいては別記事にします。

ただ、工場見学の間受付の人も案内の人も一言も触れませんでした。
また、私以外に二組の見学がいましたが、私以外そのファイルの存在に気づいていませんでした。

まるやは当時者なんだからもう少し働きかけしてもいいんじゃないかなと思いました。案内直後にその話をするなら効果は絶大でしょうに。。。

工場見学の時の駐車場はどこ?満車の場合の対応は?

工場見学の紹介をしましたが、場所が分からないと行きようがありませんね。
まるやの場所は次の場所になります。

近隣に来るまでは迷わないですが、大阪と東京方面どちらからくるかでどう行けばいいか迷う可能性があるのでその点の紹介をさせていただきます。

また、シーズン時は満車になる可能性があるので満車時に利用した方がいい駐車場の紹介をさせて頂きます。

近隣にきてからまるやまでのルート

1号線に乗ってくれば近くまで着くのでこの点は迷わないでしょう。
問題はまるややカクキューの通りに入る所は次の画像のように信号が無く中央分離帯で仕切られているという事です。

なので、豊橋方面(東京側)からくる場合には左折すれば良いので問題ありません。
しかし、名古屋方面(大阪側)からくる場合には少し回る必要があります。

まずは味噌通りを通り過ぎて八帖交差点を右折します。

この交差点は1号線と248号線が交わるところで交通量が多い二つの号線です。
248号線側の青信号時間が極端に短いので、248号線から1号線に乗ろうとする場合には注意して下さい。

次に中岡崎の交差点を右折します。
右手に見えるローソンが目印です。

右折後直進すると愛知環状鉄道の高架を越えたすぐの交差点を左折すると直ぐに右手側に見えるのがまるやです。

 

まるや満車の場合の駐車場はどこがいい?

車で来ると駐車場問題はどこでも悩まされます。
私は4月の上旬というシーズン中でしたが、時間が夕方という事もあったせいか空いていました。

とはいえシーズン中いつでもすんなり止めれるかは分からないので次の所を紹介させていただきます。

それは次の画像の中岡崎前の駐車場です。


駐車場の向かいにはもう一つありますので、満車の際にはこちらも確認してください。

有料となってしまうのが難点ですが、最も近い駐車場です。
場所もまるやと反対側にはなってしまいますが、徒歩3分もあればまるやに着きます。

また、まるやの駐車場が満車以外でもこちらに止めた方がいいと思うのが、岡崎城や岡崎公園にも行く場合です。
サクラ祭り等オンシーズンだとまず岡崎城周りの駐車場は空いていません。
そうなるとまるやの後に駐車場問題に再度悩むので、いっそこちらに留めて両方とも歩いていくのがいいです。

スポンサーリンク

近隣の飲食店や観光地はある?

まるやはかかっても一時間半くらいでしょう。
そうなると別の何かを考えたくなります。

そこで、飲食店や観光地を紹介します。

近隣の飲食店

やはり味噌屋に行った流れなので、それに関する所がいいですよね。
所が、近くの行ったことがあるたまに行ってたかつ屋なのですが、最近潰れてました。。。

なので、他の市のものを紹介させていただきます。

かつ雅(豊田店)

愛知を中心に展開しているお店です。
物価の高騰のせいか何度かメニューも変更している感じはありますが、今でもお得感あります。
(昔は大根おろしもオプションじゃなくてついてきたんだけどなぁ、、、)
特にお得なランチメニューですが、平日だけでなく休みもやっていて16時迄OKというのは珍しいです!
=>かつ雅公式サイト

残念ながら岡崎にはないので、近いところで豊田店ですが1時間位かかるのが難点です。

当然、味噌カツもありますし他の物頼んでも味噌をオプションでつければ味噌カツ的な物になります。

昔はあったモノで裏メニューとして残っているか不明ですが、カツ鍋の味噌バージョンで味噌カツ鍋が存在していました。
ちょっと高めでしたが、興味がある人は店員に聞いてみましょう。

また、店内は明るくテーブル席と座敷があり落ち着けます。

よってこや(岡崎店)

ここもチェーン店ですが、ラーメン屋です。
いやそれなら別の場所でも。。。と思われるかもしれませんが、岡崎店限定の味噌ラーメンがあるのでラーメン気分ならいかれてはいかがでしょうか?

=>よってこや公式ページ

唐辛子がかかっているので、辛いのが嫌いな人は抜いてもらうように言いましょう。
私は苦手なのでたまに行った際に抜いてもらっていますが、最初食べた時は辛くて舌先がずっとピリピリしてました。。。

セットでチャーシュー丼かチャーハンを付けています。

一輝(岡崎店)


ここは味噌ではないですが、地域の名店のラーメン屋です。
店舗限定まぜめんもありますが、それは食べたことが無いのでノーコメントです。

=>一輝公式サイト

その為、安城店もあるのでそちらでもいいかなと思います。
正式名称は「つけめん一輝」なので「つけめん汐彩味」しか食べたことないです。
3回くらい行っているのですが、これが潮の感じがほんのりとして美味しかったので「今日は前と違うのを!」と思っても販売機を前にすると日和ってしまいます(笑

つけめん自体は美味しいのですが、ご飯ものが少ないのが個人的に残念です。

また2年前はそうでもなかったのですが、その後サイトのリニューアルをしたようで分かり難くなった印象を受けていて残念です。

近隣の観光地

近隣の観光地として岡崎と隣の市である安城を紹介します。

岡崎城・岡崎公園(岡崎市)

駐車場の所でも紹介した岡崎城です。
城や歴史に興味があれば行ってみると楽しめると思います。
家康の縁の場所なので興味があればぜひ行ってみてください。

=>岡崎城公式ページ

城に興味が無くても春や秋といったお祭りのシーズンの際はイベントしているので、訪れてみてはいかがでしょうか。

デンパーク(安城市)

春先であれば、デンパークがおすすめです。
入場料は大人一人600円かかります。

=>デンパーク公式ページ

子どもが遊べるアスレチックの区画も少しありますが、温室や外で花が咲き誇っていますのでそちらに興味があるのであればオススメです。
私は花に興味があったので温室の中は大変満足できました。

また、デンパークのソーセージやウィンナーは有名ですので、遊びに行ったついでに食べてみてください。

まとめ

まるやに工場見学に行ったのでその時の感想をまとめさせていただきました。

また、車で来る場合には駐車場問題と近場のルート案内を記述しています。

まるやの工場見学だけでは時間が空いてしまうので、近場の飲食店や観光地の紹介をさせて頂きました。

せっかく味噌の工場見学にいくのならなるべくなら味噌に関わる料理を食べて欲しいと思います。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました