最近ではトラックボールも色々なメーカから出て使用している人も多くなってきました。
最初から外れを引きたくなかったので、今まで買ったマウスで外れを引いていないロジクールで選ぶことにし、店頭で親指で動かすタイプと人差し指等で動かすタイプを比べました。
その時に手にシックリ来たのが人差し指等で動かすタイプだったので、「tm-150r(tm-150n)」を購入し長らく使っています。
ただ、このマウスは今や常識とも言えるべきホイールが付いていないのです!!
ホイールがなくても、トラックボールのメリットを享受できるのですが普通のマウスで慣れてしまったので、なるべくならそれに準じる機能が欲しいですね。
ホイールのような機能を「tm-150r(tm-150n)」で使用できないかを今回見てみましょう。
trackmanのmarbleのtm-150r(tm-150n)でスクロールできる?
購入して暫くの間はスクロールをスクロールバーをドラッグして行っていました。
トラックボールで快適でしたので、そんなに気にしなかったのですが、さすがにモニタをワイドに変えてからは移動量も増えるようになりましたので、真剣に考えました。
まず最初に考えたのが、tm-150r(tm-150n)はロジクール製品なのでロジクールが公式に提供しているデバイス設定のsetpointでできないかという事です。
setpointでスクロールの設定
スクロールを設定するには割り当てたいボタンを「Universal Scroll」に変更することです。
割当ボタンにしては恐らく戻るの方が多用するので、初期で進むと設定されているボタンを変更する事になると思います。
setpointでスクロールの感想
このsetpointで設定して使った感想ですが、通常のホイールでのスクロールとは違うような印象を受けました。
通常のホイールカーソルでは「スクロールバー」を動かしている感じですが、setpointの場合にはテキストエディタ等で当たっているカーソルを動かしているような感じです。
文字を追っているような感じなので、表示内容によってスクロールの重さが「同じ画面でも」異なっていて結構煩わしい感じを受けました。
画面によっては結局スクロールバーを自分で動かしたりしてました。
また、ソフトによっては反応しないものもあり、マイクロソフトのオフィスは反応するのですが、OpenOfficeはスクロール反応しませんでした。
私は基本的にOpenOfficeをしようしているのでマイナスポイントです。
総じて少しの間使ってみた感じは微妙でしたので、また探索の旅に出ました。
w10wheelを設定して快適なスクロールを!
そこで見つかったのが、公式で紹介されていませんが「w10wheel」というソフトです!
このソフトを入れて感じたのがset pointと違って快適すぎる(*´ω`)
ということです。
これ入れないと無いですね
=>ダウンロードはここのサイト
私が入れた時は2.7ですが最新版入れときましょう!
上記のURLからzipを落として解凍してできたフォルダのexeを実行で起動です
起動後は常駐されます。
常に使うソフトになるので、スタートアップにショートカットを登録しておきましょう。
w10wheelの設定
常駐しているアイコンを右クリックするとオプションメニューが開きます。
まず、割当を設定する必要がありますので「トリガー」の項目を選択し、割り当てるボタンを選びます。
右のサブボタン(初期で進む)を割り当てる場合は「X2(拡張)」というものを選択します。
この設定をすれば取りあえずスクロールできるので、取りあえず試してみましょう。
特にセットポイントを使ってた人なら「そうこれだよ!スクロールってこういうものだよ!!」って感動できます。
誇張じゃなくて本当に私は感じました。
w10wheel使用時のスクロールの仕方
たぶん少し触ればすぐわかると思いますが、一応スクロールの仕方も書いて置きます。
この方法は2つありまして、やりやすい方法で使用してください。
一つ目は、クリックで行う場合です。
この場合クリック後に何かのボタンを押すまではスクロールモードになっています。
私はこの方法で利用しています。
右のサブボタンでスクロール開始して、終了時には左クリックするのがスタイルになっています。
ホイールに比べると最後にワンクリックあるのが欠点と言えば欠点ですかね。
もう一つは、クリックしっぱなしにする方法です。
この場合はクリックしている間だけスクロールが有効になりボタンを離せばスクロール終了になります。
ホイールの感覚に近いのはこちらだと思いますが、欠点としてはスクロール中は割当ボタンとボールの両方に指を置かなければならない点です。
私の場合は一つ目の方が指を離せて楽だと感じていますが、ここら辺は個々人の感覚かなと思います。
w10wheel使用時の注意
設定したけどスクロールできない!という人に確認して欲しいのですが、
まずw10wheelが常駐はしているけれども、有効になっていない場合できません。
オプションで有効になっているか確認して下さい。
次に私もそうですが、セットポイント使っていた人に確認して欲しいのですがセットポイント上での割当ボタンが何に割り当てられているかです。
「Universal Scroll」のままに割り当てられているとどうもこちらが優先されるようでw10wheelとして機能してくれません。
「汎用ボタン」に変更してから再度試してみてください。
私もセットポイントの設定の方はちょっと悩みました。
w10wheelは水平スクロールも対応している!
ホイールと異なるのが、水平にも対応している点です。
垂直と水平のスクロールの判定はボールの回転値で決めているようです。
「垂直/水平スクロール調整」の「切り替え閾値」で設定とされていまして、初期値は75になっており私は中々切り替わらなかったので、取りあえず50に変更しています。
水平スクロールの値は自分でも何がいいのか使いながら考えています。
ブラウザだとそんなに必要ではないのですが、オープンオフィスのcalcの様に表計算だと左右に広がったりするのでここが使えると便利ですよね。
まとめ
今回はロジクールのトラックマンのmarbleのtm-150r(tm-150n)のスクロールについて書きました。
一応公式のセットポイントでもスクロールはできるようにはなりますが、同じように困っている人がそこそこいるのかw10wheelというソフトがあるのはありがたいです。
このソフトは別にtm-150r(tm-150n)だけの対応というわけではないので、マウス選択時に「これホイールがないから・・・」という事を気にする必要はありません!
ホイールがないマウスでも是非快適なスクロール生活を感じて下さい。
コメント
ありがとうございます、助かりました。