市民農園と貸し農園の違いからどっちを借りる?目的と注意点の確認!(PR)

年間行事

家庭菜園のスペースにお困りではないでしょうか?
近年野菜の高騰もあったり、無農薬野菜にも興味があったりと家庭菜園を行う人が増えています。

しかし、田舎の一軒家で行う家庭菜園のスペースと賃貸アパートのベランダ菜園のスペースでは使えるスペースが違います。

実際にやり始めるとあれもこれも育てたくなり、直ぐにスペースなんてなくなってしまいます。
そんな中諦めきれなくなるなった場合には、場所を借りる事を考えますがその中で個人でも借りやすいのは、「市民農園」と「貸し農園」があります。

どちらがいいのか見ていきましょう。

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市民農園と貸し農園の違いからどっちを借りる?

まず考えるにしても、どのような違いや特徴があるのかを知らないと考える事が出来ません。
項目別にどちらが勝っているのか確認しましょう。

貸し農園は選択により千差万別ですが、私が以前借りていたマイファームを例に比較をします。

項目 市民農園 貸し農園
金額 ×
入園時期 ×
借りる期間 ×
農具 ×
肥料 ×

表から考えると、お金を重視するならば「市民農園」、直ぐに始めたいのなら「貸し農園」でを選択するという事がみえてきます。

金額

マイファームの場合、区画の大きさは違う場合があります。
私の借りていたのは地方で、15㎡を1区画として2区画借りていました。
マイファームはこの単位が多いです。
私が住んでいる地区の市民農園の募集は30㎡ですので、マイファームの2区画と実際の金額を比較します。

年数 市民農園 貸し農園
1年目 6,000円 約10万円
2年目 6,000円 約6万円

※管理費込みです。

無い農園もありますが、私が借りていた場所では2年目以降は割引が1区画分+ちょっとで借りれるようになります。
それを考慮しても、市民農園は圧倒的に安いですね。

都心だともっと高くなるので、市民農園は価格面で更に優位になります。
尚、マイファームは無農薬なので農薬使用可能の場所はこの表より安くなります。

入園時期

市民農園はご存知の方も多いと思いますが「市民だより」等で告知される期間に申し込んで「抽選」に通れば「抽選」で割り当てられた区画で入園可能となります。
区画も選べないので農園内でも日当たりや利便性の悪い区画になる可能性もありますし、そもそも抽選なので入れるかも分かりません。

貸し農園は空いていれば常に入園可能なので常に入れますし、区画も自分で選べます!
マイファームの場合最初は来園しての説明があるので、その際に区画として日当たりが微妙な所とか聞けば教えてくれます。
ただ、都心部だと人気のようで埋まっている農園もあるので、区画の空待ちという可能性はあります。

借りる期間

借りれる期間も重要です。
例えばアスパラガスを育てたい!という人が借りる場合、最低で3年は欲しいですよね。
何年も取れるので長い程メリットがある作物の場合長年借りれるのは必須と言えるでしょう。

それとは別に何年も借りれるというのはその部分の土を作っているのは自分だ!と変わっていく土を見るだけでも楽しくなります。

私が借りていた農園は元々田んぼだったので、サラサラの土ではなくゴロゴロした感じの土でした。
植えるのもちょっと大変でしたが、2年目はサラサラの土に近づき手を入れるだけでこんなに変わる物なのか!と感動しました。

市民農園の場合には固定で2年(市により違う可能性有)です。
貸し農園の場合は継続して借りる事ができます。
マイファームの場合は、解約を申し出なければずっと借り続けれますのでこの心配は無用です。

ですので、貸し農園ならお金が持つならば永続もできるわけです。

農具

農具も借りれるかどうかは地味に重要です。

何かするたびに家から持って行かないといけない形になると、家に保管しなければいけないですし自転車でフラッとできなかったりもします。

市民農園の場合は基本持ち込みです。
貸し農園の場合はある程度農園側にある場合が多いです。
マイファームの場合ですと、一通りのモノがあります。
支柱もあるので、収穫時の袋とマルチくらいを用意すれば十分です。

肥料

肥料を用意するとなると大変ですよね。
定期的に行う以外にも年に一度はしっかりと土にも栄養を与えてしっかりと土を肥えさせる必要があります。
定期的になものでも持っていくのは面倒ですし、年に一度上げる際には重くなります。
そうなるとせっかく借りたのに化成肥料になりがちですし、借りる際の事を考えると前の人が何を使っていたのか不安になります。

市民農園の場合は自分で用意する必要があります。
貸し農園の場合は基本的に用意してある場所が多いです。
マイファームの場合は鶏糞や牛糞といったものは備え付けられていますが、それとは別に半年に一度区画一つに付き肥料一袋貰えるので自分で用意しなくても、畑をしっかりと育てられます!

※逆に自分で持ち込む時は商品名でマイファームの許可を取ってからでないと問題になる可能性があります。

結局どっち?

どっちかというと借りれる期間に制限がなく、すぐにでも始められる「貸し農園」がオススメです。

最初にも言っていますが、私は貸農園を借りた身ですのでそちらのバイアスがかかっています。

その上で市民農園の金額はとても魅力的です。
ですので、元を取りたいや食費を浮かせたいという発想なら貸し農園はあまりオススメできません。

しかし、私のように拘りがある場合には貸し農園選んだ方が後悔はないです。
年額で見ると貸農園は大きくなりますが、月にならすと1万程度なので許容範囲ではないでしょうか?

また、場所で悩んでいる人は期間決まっていると引き上げをどうするかという事を考える必要がありますので、そういう意味でも貸し農園の方がいいでしょう。

=>名前がしつこく出てる「マイファーム」を確認してみる

家庭菜園をする目的から考える!

前項から分かるように私は「貸し農園」は激押しです!
その為、これ以降は貸し農園について記述してきますので、市民農園派の人にはあまり役に立たないかもしれません。

貸し農園と一言で言っても千差万別です。
私の利用していたマイファームは無農薬で化成肥料禁止です。
しかし、逆に農薬を使わないと使わせて貰えない貸し農園もあります。

私みたいな人からすると「ぇ?」って感じですが、理由としては他の区画が農薬使って虫対策しているのに、中に無農薬がいるとそれで寄って来られると意味がない為との事です。

なので、目的によって利用できる農園が全く異なるので、まずは自分の行う目的を明確にしましょう。
ノリで虫嫌いの人が無農薬の農園を選択すると後悔しますよ?
青虫とか付かないわけないので。

参考までに私が探していた時の目的を示します。

無農薬
化学肥料禁止
月一万以内
バラやユリ等花もできる
期間が固定ではない

こんな条件で辿り着いたのがマイファームです。
大阪や京都だともう少し、あったのですが私の周辺では他は個人に近いところが運営していてちょっと不安でした。

また、私は花から始めた口でバラを挿し木で増やしたりもしてます。
そのせいでベランダのほぼ全ては花になってます。
その関係でバラやユリを畑に持って行って他の物をベランダに増やしたかったのでコレを移せるのは必須でした。

最初の説明の時色々聞いたのですが、木立性のバラでも問題ないと言われました。
基本は撤去時に問題となるかが重要ポイントのようですが、ブルーベリーは駄目と言われました。
バラと大変さ変わらない気がするんですけどね、、、
ちなみに舞茸とかキノコを育てたかったので、聞いてみたらOK出ました!
プランターでやってる人もいますが、このキットでやりました。

 

市販と違って大きくて味も濃く美味しかったです。
こういう面白い物育てるのも一興ですが、後で問題にならないように運営側に了解を取ってからにしましょう。

また、何気に重要なのがアドバイザーです。
これはアドバイザーがいるかどうかではなくて、アドバイザーがどんな手法の人かという事です。
私の入園した時のアドバイザーは自然農法の方だったんですが、たまたま自然農法の本読んでいたので喜びました。
仕事の都合でアドバイザーがいる日に行けず、殆ど会えなかったので手法について聞けなかったのは残念でした。(幻の人扱いされてました)

途中で変わって、次に来たアドバイザーは農園の人のやり方に前の人の匂いがすると言っていたので、自然農法の仕方をやっている人が多いのでしょう。
こんな感じで影響受けるので、手法のチェックはしておいた方がいいですし、興味ある手法の人なら運営料金だけで手法のレクチャー受けれるチャンスです!

最終的に2年で私は利用辞めてますが、マイファーム自体には不満はないです。
忙しくて、畑の方に手が回らなくてしぶしぶ辞める事になりました。。。
畑どころか、ベランダも手が回りきらなくなっていたので、これは現状無理だと思いましたね。。。

落ち着いたらまた借りるつもりでいます。

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貸し農園を注意点を知って継続できるか確認!

次に貸し農園を借りる前に注意点を確認しておきましょう。
注意しておきたいのは次の内容です。

通園距離
他の時間がなくなる
アドバイザー
植えていいか悩む場合の指標
実際どんな人がいるのか

それでは、上記の項目を細かく見ていきます。

通園距離

時期にもよりますが、基本週一でいくことになります。
特に夏場は雑草や水の関係でこの程度のペースでいけないのはまずいです。

その為に遠くても車で30分程度にするべきです。
望ましいのは15分以内ですね。
私は通う範囲に渋滞するポイントがあり、億劫に感じる事もありましたので自転車で通えるならそれに越したことはないです。

その範囲内になければ、あきらめるのも一つの手です。

他の時間がなくなる

手がかからない時期ならともかく、毎週何時間も畑で作業するわけです。
それだけでなく、種から苗にしたり畑の事を勉強したくなったりと当初思っていたよりも時間が取られます。

その為、他に熱中したい事があるとどちらかが煩わしくなる可能性があります。
貴重な休みの時間が毎週減るという事と真摯に向き合ってそれでも行いたいかを考えておかないと逆にストレス貯まる事にもつながります。

長く続けるためにも、良い面だけでなくこういうデメリットになる可能性を受け入れれるかを事前にしっかり考えましょう。

アドバイザー

自分で勉強して、他人に口出しして欲しくない人なら気にしなくてもいい項目です。

しかし、自分より経験豊富な人から実際の畑の状態を見てアドバイスを貰えるというのはとても重要な事です。
なるべくある事は重要ですが、もう一つどの程度の頻度でいるかや曜日も確認しておきましょう。

例えば、関西地区で私の所はなかったのでとても残念でしたが、週4でアドバイザーが常駐しているのが次の所です。
なるべくアドバイスを貰える機会が多い所にしたいですね。
=>アドバイザの常駐日数が多い「シェア畑」を確認してみる

先に説明した、アドバイザの手法も確認しておきましょう。
例えば、勉強したい手法があるならちょっと遠くても行って勉強したくなるので時間がかかっても毎週行けるでしょう。
ただ、個人経営ではなく企業だとアドバイザが変わってしまうリスクはあります。

植えていいか悩む場合の指標

農園によっては植えていい作物に違いがあります。
どういう基準で判断していいのかを確認しましょう。

そもそもこの指標の関係で植えたいモノも植えれないのでは条件良くても借りる意味ないですよね。

実際どんな人がいるのか

これは、そこまで重要ではないですが農園自体がどんな雰囲気かや他の人がどんな関わり合いをしているかを聞いて置くのお勧めです。

私の場合軽くコミュニケーション取るくらいはしたかったので、他の人と雑談できるくらいの環境を求めていました。
アドバイザーからは幻の人扱いされていましたが、数人の人とはタイミングがあったのでたまにその人の畑にいってどんな感じでやってそこまで育てたのか?という事を聞いたりできました。

逆に黙々とやる人は話しかけられると煩わしいと思うのでそういう農園を選んだ方がいいでしょう。

とはいえ、皆話すとしても作業終わった後が多いので、そこまで重要度はたあくないです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ベランダ園芸から畑を探している人は拘りもあるので、市民農園よりも貸し農園の方がおすすめです。

その為の貸し農園をどう選ぶべきかというのは私が借りた体験を踏まえて紹介をさせていただきました。

年単位で借り物になるので、慎重に決めたくなるものです。
本記事を参考にして充実した園芸ライフを楽しんでいきましょう!

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