数年前に登山ブームがあり、そのブームに乗って始めたという方も多いでしょう。
その頃には気になりませんでしたが、最近気になってきましたが登山をする方のなかにトラッキングポール使用している方が目に付くようになりました。
両手に持って歩いている人が多いのですが、何かあった時の際に両手を空けておきたいので今までは気にしていませんでしたがこれだけ多いとトラッキングポールを使用した方が疲労などの面で効果があるのでしょうか?
トラッキングポールの効果は何があるのかを見ていきましょう。
登山でのトレッキングポールの効果は?
登山におけるトラッキングポールの効果は次のようになります。
・登り:推進力向上
・下り:膝への負担軽減
トラッキングポールを使用することにより両足の2点で歩いていたのが腕の2本が追加されて4点に負荷が分散される為基本的に1点にかかる負担が軽減されます。
また、登りの場合は足の力+腕の力の形になりますので推進力向上としての効果も期待できるようになります。
それでは、トラッキングポールは何を注意して選べば良いかを見ていきましょう。
登山でのトレッキングポールの選び方は?
トラッキングポールを選ぶ際には次の点を注意しましょう。
・長さ
・重量
・I型とT型
長さ
まず気になるのは自分の身長で使用できる長さが見ているトラッキングポールで満たしたているのかという点だと思います。それに関しては次の式で計算を行ってください。
[ポールの長さ] = [身長] * 0.68
例えば180cmの人であれば123cm以上の長さの物を所有するべきです。
使わない時には縮めて持ち運ぶので、最小でとの程度の長さになるかは重要です。持ち運ぶ際には大抵の人はザックに付けて運ぶと思いますので、ザックからはみ出さない程度の長さになる物を選ぶべきです。
60cmを下回るようであれば特に問題ないと個人的に思っています。
重量
当然ですが使用している際には常に持っているので、重ければ持っているだけで負担がきますし突いた時の負担も大きくなります。
ですので軽いに越したことはないですが、500g迄ならば許容範囲だと個人的には思っています。
I型とT型
これに関しては推進力として使用できるI型を選んだ方が良いです。登山している方を見ていると大半の方はI型を使用しています。
次は使用にあたっての注意点を見ていきましょう。
登山でのトレッキングポールの注意点は?
基本的には道具をちゃんと使用しましょうということになります。少なくとも次の4点は注意しましょう。
・たまに見かけるのですが、トラッキングポールを使用していないのに手に持って歩いている方がいます。恐らくしまうのが面倒で手に持っているのでしょうが、手がふさがるだけなので安全面からはあまりよろしくありません。
・長さの目安は前項で紹介しましたが、使用する際には肘が90度くらいになるように調整をして使用します。調整をしない場合には大勢が崩れてしまい危険です。
・使う前は脚の力で歩いていましたが、それに加えて腕の力を使用することになります。その為、腕に筋力がない場合には逆に余計疲れると感じるかもしれません。
そもそもの歩き方が変わるのでこれに関しては直ぐに判断するのではなく少し様子を見てから自分には合うかどうかを判断すべきです。
・トラッキングポールはどのような場所でも使用できるわけではありません。例えば岩場等足場が不安定の場所では使用すると危険なので、そのような場所では使用せずにしまいましょう。
まとめ
トラッキングポールを正しく使用すれば、疲労低減と推進力向上というメリットを受けることができます。正しく使用しより快適な登山ライフを送りましょう。
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